先日、帰宅すると、画家の石井克先生から郵便が届いていました。
32年間、障がいを持つ子どもたちと共に過ごされてきた先生の著書が二冊…大変ありがたいです。
「表現と自立」(一茎書房)のあとがきには、
「子どもたちは質の高い作品を作るなかで自立していきました。質の高い作品とは、〔中略〕豊かな「その子らしい作品」のことです。そういう作品を作るには、教えるということより、彼らの生活の中から湧き出てくる内面の変化を、画面の上で向き合わせ、そして一人ひとりの子どもから引き出すことであると思います。」
とありました。
今、障がいのない子や大人にも時には必要なことだったりするのではないかな…。私も。
そういう教室であれるように努めていきたいです。
石井克先生自身の作品は、今現在、桐生ギャラリーオマドーンの青展、佐野市文化会館のR293美術展で展示されていますよ。